疑惑追及逃れ解散を許さない(談話)

2017年9月25日

疑惑追及逃れ解散を許さない(談話)

社会民主党栃木県連合
幹事長中田通夫

 安倍首相及び政権幹部から早期解散論が浮上し、9月28日に召集される臨時国会冒
頭にも解散することになった。「国難」を煽り、隠れ蓑にしての森友学園・加計学園問題
や南スーダンPKO日報隠ぺい問題などの追及逃れのための解散であり、責任放棄・敵
前逃亡・疑惑隠し解散と言わざるを得ない。

解散によって、1か月近く政治空白が生まれる。影響はないと言うが、アメリカと一
緒になって安倍政権が煽ってきた北朝鮮を巡る情勢の緊迫とは、その程度のものだった
ということであり、安倍政権の自己矛盾を表している。

消費税増税分の使途の変更を国民に問うと言うが、なぜ国会で与野党の議論を深めよ
うとしないのか。アベノミクスは破綻しているし、国民生活は既に破壊されている。安
倍首相は、森友学園・加計学園問題にみられるように行政や政治を私物化してきたが、「今
なら勝てる」という政権延命のための自己都合解散は、究極の政治権力の私物化・濫用
であり、国民・有権者をあなどるものとして、断じて許してはならない。

社民党は、かねがね安倍総理の解散を待つのではなく、こちらから解散に追い込んで
いかなければならないと訴えてきた。今回の大義なき解散は、国民や野党の追及から逃
げざるを得なくなったことであり、事実上の「追い込まれ解散」である。理不尽な解散
であっても、憲法違反・国民生活破壊を続けるアベ政治の暴走を止め、他の立憲野党と
ともに国民優先の政治への転換をめざす。

栃木県内においても、戦争法や共謀罪廃棄のたたかい等を通して県民の現政権への不
安や不満の大きさを目の当たりにしてきたし、党の訴えへの反響では手応えを感じてい
る。アベ政治を終わりにし、立憲主義の回復を図るため、県内野党共闘の要石となるべ
く持てる力を発揮し、全党員で受けて立つ決意である。

以上

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